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山口史朗(コミュニティ福祉・2年)

今回は、山口史朗選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。入学後、学科のクラスで自己紹介をしたとき「目標は箱根で走ること」と語っていた彼ですが、約二年が経とうとしている今、有言実行の如く箱根駅伝のエントリーメンバーに選出されました。日頃から黙々と練習に取り組み、着実に力をつけてきた選手です。そんな彼のブログを是非お楽しみください。


こんにちは、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の山口史朗です。 皆さんはクリスマスシーズンだと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。私は今沖縄県にいて、箱根駅伝に向け頑張って走っています。今日は灼熱の中、練習を終え、12月なのに日焼けしました。意味わかんないです。身体的に疲弊しているので拙い文章になってしまっていると思いますが大目に見てください。 

さて今回は、このブログが載る頃にはおそらく箱根駅伝本戦直前ということで立教大学駅伝チームをもっと知り、応援してくれるようなことについて書こうと思います。今までのブログと内容が被るものが多いのでかなり悩みましたが、マネージャーの方々の活躍について書こうと思います。 マネージャーの主な仕事は練習での給水やタイムの読み上げ、記録などです。ロードでの練習では自転車に乗って頑張ってついてきてくれます。上り坂では走っている選手よりきつそうにしている時もあります。電動自転車を部で購入してあげたいです。また、雨が降っていて寒い中でも片付けやタイムまとめなど、私たち選手一人一人のために文句一つ言わず、夜遅くまで動いてくれています。このように練習でのサポートがメインですが、立教大学のマネージャーはもっと沢山の仕事をしてくれています。試合では申し込みから当日の荷物の準備、車での送迎、選手のサポート、公式戦では補助員などまでしてくれます。また、私が今書いているブログやSNSの管理、取材関係の連絡、部費の管理などもしてくれています。個人的に嬉しかったのは箱根駅伝予選会前に部員全員に応援メッセージを書いてくれたことです。本当に勇気づけられるのでもっと書いてほしいです。他にもまだまだ私が知らないだけで、様々な仕事をしてくれていると思います。本当に大変なことばかりです。 

話は変わりますが、私も高校時代、合宿で走りながらマネージャーを何度も経験したことがあるので、当時の自分を振り返りながらマネージャーを通して学んだことを書きたいと思います。私の高校の合宿では練習よりもミーティングを重要視しており、次の日の流れを起床から就寝までこと細かく決めたり、チームのことについて深く考えたりするなど、マネージャーを中心に話し合います。夜に先生を含めたミーティングをするのですが、その準備段階でマネージャーに尋問が始まります。先生は非常に予定やそれぞれの行動の意味に厳しく、ちょっとでも隙があったら指摘されてボコボコに言われます。そしてまた自分達で考え直しを繰り返します。ミーティングによってお風呂に入る時間さえなく、ものすごく寒い中、外の水道で体を洗ったりしていた時もありました。今の大学での合宿を考えると本当に頭がおかしかったなと思いますが、みんなで本気で頑張っていた当時は唯一楽しめた瞬間で青春でした。自然と洗脳されていたのかもしれませんが。このようなにチームのために動くというマネージャーの大変さを知りました。またこの時、自己の利益よりも、他者の利益を優先する「利他心」という言葉を教えていただきました。どんなに疲れていても、眠たくても、自らチームのために考え行動することで、普段は気づくことができないような部分が見え、沢山の人に支えられていることを実感しました。本当にめんどくさいようなことばかりですが、必ずこれから生きていく上で必要なことだと学びました。 今の立教大学のマネージャーとは少し仕事内容は違いましたが、この「利他心」という考え方は通ずるものがあると思います。自分のためではなく、私たち選手のために時間を割くことができるのは本当に素晴らしいことです。選手の中でマネージャーに対する不満の声がごくたまにありますが、それ以上のことを本当に一生懸命してくれていると私は思います。マネージャーの方々がいるからこそ成り立っているチームであり、のびのびと競技に集中できています。本当に感謝しています。そして、マネージャーにやりがいや意味を与えてあげるのは私たち選手だと思います。卒業する時にやってきて良かったと笑えるように、最高な結果を出して恩返ししなければなりません。このことを再確認し、今一度感謝の気持ちを持って走りたいと思います。 最後になりましたが、箱根駅伝や記録会等では立教大学の選手はもちろんですが、裏方として活躍するマネージャーにもぜひ注目してみてください。

そして、箱根駅伝では選手や今回紹介したマネージャーだけでなく、監督や立教OBの方々など、沢山の想いの籠った襷を繋ぎ、シード権獲得を目指します。これからも立教大学のご声援、ご支援の程よろしくお願いします。 最後まで読んでいただきありがとうございました。


次回は、中西洸貴(経営・2年)のブログです。来週も是非お読みください。

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