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関口絢太(経営・3年)

(C)月刊陸上競技

今回は関口絢太選手(経営・3年)です。昨年のMARCH対抗戦で一気にチームトップに躍り出た関口選手。優しい人柄も相まって公私共にチームにとって頼れるエースです。そんな関口選手の活躍から目が離せません。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。3年の関口絢太です。箱根駅伝予選会が2日前に終わり立教大学駅伝部は本選出場への切符を無事つかんだでしょうか。なぜこのように言うかというとこのブログが掲載されるのは10月17日であり、提出期限は10月10日だからです。このブログを今書いている関口は箱根駅伝予選会が終わって一発目のブログにも関わらず結果がわからないという何とも難しい状況でブログを書いています。そのためこのブログのお題をどうしようかすごく迷いましたが、先ほどもあった通り予選会終わって一発目のブログということで予選会のことに関して触れた内容が良いと思い、今回のお題は
「去年の予選会から今年の予選会までの1年間で変わったことと変わらないこと」
について書きたいと思います。このようなブログを書くと毎回5歳年下の妹に笑われるくらい書くのは苦手ですが最後までお読みいただけると嬉しいです。
 
まず本題に入る前に立教大学駅伝チームとはどのようなチームなのか簡単に説明したいと思います。立教大学駅伝を一言で表すと
 
「めっちゃ、仲の良いチーム」
 
です。
言葉では伝わりにくいと思うので証拠写真を持ってきました。下の写真をご覧ください。


 

 
この写真は2022年9月15日(夏合宿中)に撮影されたものです。青い服を着ている3年生のT君が、黄色い服を着ている1年生のN君にチョークスリーパーをかけられ喜んでいることがわかります(※2人から許可はもらっています)。ここで「ん?」と思った人がいると思います。その疑問の正体は、なぜか先輩が後輩にかわいがられていることです。
この写真からも分かる通り私生活では学年の垣根を越えて仲が良く、練習でもよいコミュニケーションが取れています。このほかにもエピソードはたくさんありますが横のつながりだけでなく縦の繋がりも強いのは立教大学の良いところだと思います。
 
立教大学駅伝部がどのようなチームか簡単にわかってもらったと思うので本題の「去年の予選会からの1年で変わったことと変わらないこと」についてそれぞれ3つずつ書きたいと思います。
 
変わったこと1つ目は「単純に実力が付いたこと」です。わかりやすく全日本駅伝予選会を見てみると16位から12位に順位を上げました。本選出場を目指していたため悔しい結果となりましたが、そこから去年よりも質も量も高い夏合宿をこなしてきたため実力はかなりアップしていると感じています。
2つ目は「絶対的エースがいなくなりエース格と言われる人が何人もいるチームになったこと」です。去年の予選会を総合19位で走り、関東学生連合で箱根を走り、5000m、10000mの立教記録も更新した斎藤俊輔さんが卒業しました。そんな中1年生で箱根駅伝を走った3年の中山や5000mの立教記録を塗り替えた林、1年生ながらトラックシーズンに10000mで28分台を出した國安などエース格と言える人たちがたくさん育ってきました。
3つ目は「陸上に対する姿勢」です。この「陸上に対する姿勢」には2つあり、1つ目が行動です。自分の足りないところを各自で鍛えたり、怪我をしないようセルフケアをしたりする人数が増えました。入学当初は15人以上が一度に補強ができるくらいの大きさのトレーニングルームに私と同級生の丸山君2人しかケアをしに来てなかったのですが(部屋でしている人もいました)、今ではそのトレーニングルームが埋まる日があるほどケアをしに来る人が増えました。2つ目は気持ちです。去年までのこのチームはできることがあるのに集合後すぐに部屋に戻って寝る人がいるようなチームでした。しかしこの1年で選手一人一人が箱根のことを意識し、特に夏合宿ではどれだけきつくても集団から離れないという強い気持ちを感じることができました。
 
次に去年の予選会から変わらないことについて書いていきます。変わらないことの1つ目は「チームの雰囲気」です。冒頭でも書いた通り立教大学は学年を超越した仲の良さがあると感じています。今年はありがたいことにたくさんの取材が来ました。某テレビ局の人から「今まで取材してきたチームの中で一番仲がいいチームで取材がしやすい」と言われました。たくさんのチームを取材してきている人からも仲が良いと言われるくらいこのチームは仲が良いです。
2つ目は「選手の自主性」です。他大学や他のスポーツを見てみると「監督のいうことが絶対だ!」というチームもあると感じます。しかしこのチームは選手の自主性を尊重しており、自分の思ったことを伝えられるような環境だと思います。私自身、現状を監督に伝え、今の自分に合ったメニューを一緒に考えたことがあります。
3つ目は「マネージャーからの支援」です。各学年4人、計16人で選手がストレスなく練習や大会に臨めるようにサポートをしてもらっています。給水の準備から大会の送り迎えなど様々な場面でマネージャーは活躍しています。私の母校である国学院久我山高校はマネージャーが一人もいなかったため、大学では陸上競技のことだけに集中できることを強く感じています。またマネージャーだけでなく、監督も普段から寮に住み、選手のサポートをしてくださっています。そして緊急時や重要な時には総監督やコーチも駆けつけてくださります。このように身近な人をはじめ、いろいろな方からの支援があってここまで成長できました。このブログを借りて感謝申し上げます。いつもありがとうございます。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。このブログを書いている10月6日の関口は予選会がどのような結果になっているかわかりませんが、このチームなら必ず予選会を突破していると信じています。突破していなかったら大いに笑ってください。
こんなチームですがこれからも応援よろしくお願いします。

次回は、林虎大朗(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非お読みください。

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