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宮澤徹(現代心理・4年)


今回は、宮澤徹選手(現代心理・4年)のブログです。宮澤選手は、主将としてチームをまとめる大黒柱のような存在です。チーム内での年間MVPを受賞するなど信頼は厚く、チームの中心選手でもあります。箱根駅伝当日は競技者係バスに乗車し、選手一人一人に熱いエールを送ります!

こんにちは。4年の宮澤徹です。
本来であれば、私のブログは箱根駅伝予選会翌日にアップされる予定で、予選会の1週間前には既に書き上げていました。しかし、なぜか年末にもう一度ブログを書いています。
理由はさておき、悔しいことに私は箱根駅伝のエントリーメンバーには入っていません。主将でありながらメンバーとしてチームを引っ張る立場で箱根駅伝を迎えられないことにチームのみんなには申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、1/2.3にシード権を取ること。この目標が変わることはありません。12/31には10000mのレースにも出ます。結果はどうなったのでしょうか。チームを勢いづける結果が出せたと信じていますし、形はどうであれチームでシード権を取るために自分ができることを最大限していきます。
 
前置きはここまでにして、本題に入ります。書くことは1つしかありません。「キャプテンとしての1年間」です。


この1年を振り返って、何もできなかったなというのが真っ先に出てくる思いです。キャプテンになって、どんなチームで来年の箱根を迎えられるのだろうかというワクワクした思いを抱いていましたが、現実はそんなに甘いものではありませんでした。周りの同期や後輩たちに比べて全く結果も残せない選手がキャプテンとしてみんなの前で色々と話をしたところで心に響かないのだろうなと考えたり、ミーティングをしたいと言ってもそんなのめんどくさいと言う声が聞こえたり、やる気をなくして腐った態度を取ってチームの輪を乱す部員がいたりと自分の思うように事は進まないことを痛感し頭を悩ませる日々を過ごしました。特に、予選会直前に監督が解任されてからは毎日悩んでいたような気がします。監督不在、学生主体ということで責任感もより一層感じるようにもなりました。練習の目的や意図を考え、浸透させること、各選手のモチベーションに対するアプローチ、そして自分が結果を残すこと。やっていくことが多くなり、非常に苦しかったですし、現に予選会以降、チームの中でモチベーションの差が大きくなってしまっているのも事実なのでそんな状況を作ってしまった情けなさを感じています。結局この1年、自分がキャプテンとして何もできずに全員が頑張れるチームにできなかったのだなと悔やむ気持ちも大きくあります。ただ、そんな中でも自分の取り柄である明るさだけは忘れずに貫いてきたつもりですし、苦しい状況でもコツコツやってきて最後に5000mのベストも更新できました。きっと10000mのベストも更新できていると思います。そんな姿を見て少しでも頑張ろうと思ってくれた部員がいるのなら良かったなと思います。
 
「キャプテンとしての1年間」を振り返ってきました。華のない地味なキャプテンでしたが、チームのみんなに支えられて何とか1年間やってこられました。特に同期には自分が結果を出せずに苦しい時にチームを引っ張ってくれて感謝の気持ちでいっぱいです。言葉は少なくても自分の意志を持って取り組む姿に沢山の刺激を受けましたし、頑張ろうと思わせてくれる原動力でした。強化プロジェクト1期生ということで沢山の変化があった4年間でしたが、この同期と頑張れて非常に幸せな時間を過ごせたなと思いますし、この代でシード権を何としても残したいという思いです。
 
拙い文章になりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
学生主体となってから2か月半、難しい時間をチームとして過ごしてきました。しかし、そんな中でも皆さんのサポートや応援の声が力になり、箱根駅伝を迎えることができます。本当にありがとうございます。1月2日、3日はシード権を取って皆さんと喜びを分かち合いたいと思うので、応援のほどよろしくお願いいたします。
箱根駅伝が終わり、代が変わってからもまだまだ難しい時間は続くと思います。


引き続き立教大学男子駅伝チームへのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

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