今回は、松永拓己(経営・1年)のブログです。
夏合宿や厳しい練習を乗り越え、11月の記録会では5000mで14分17秒、12月の記録会では1000m29分48秒と大幅に自己ベストを更新し、波に乗る期待の1年生です。普段の練習では、同学年の先頭に立ちチームを引っ張る姿がとても頼もしく、競技だけでなく生活面においてもストイックです。
ぜひ、ご覧ください!
ブログをご覧の皆様、こんにちは。経営学部の松永拓己です。日頃から立教大学駅伝チームへのご支援、ご協力並びに先月行われました第101回箱根駅伝の多大なる声援や差し入れ等、誠にありがとうございました。
チームは13位という結果となり、他校とのレベルの違いを感じさせられると共に、来年は私たち下級生がチームの主役にならなければいけないと痛感させられた大会となりました。私は、7区小倉史也さん(3年)の10㎞地点の給水を務めさせていただきました。100m弱と短い距離ではありましたが、夢の舞台の景色を味合わせてくださったことにとても感謝しています。それに伴ってメンバー外の箱根駅伝を経験したことで、より自分が走る身となってチームに貢献してきたいと感じることができました。
さて、本題に入ろうと思いますが、今私はこのブログを1月9日に綴っています。帰省真っただ中ということで新年の暖かさと実家の安心感を同時に味わっているところです。今回のブログが初めてのブログとなるので、まずは私が陸上を始めたきっかけと母校である小林高校について書こうと思います。拙い文章となると思いますが、最後まで読んでくださると嬉しいです。
私は、中学一年時から陸上を始めました。何部に入部しようか悩んでいたところ、小学4年時からドラムを習っていたので吹奏楽部に入ろうかと思ったのですが、友達に誘われた影響で陸上部に入部しました。今思えばこの二択が人生を大きく左右する選択だったと思っています。(笑)小学校低学年の頃は、自信があった短距離走ですが、6年生になる頃には周りの友達にも負け、年々自信を失っていきました。しかし、走ることは苦ではなかったので、自分にとっては未知数である長距離をすることに決めました。始めは遊び半分で取り組んでいた部活も、自己ベストを更新したり、組で上位になったりする度に陸上の面白さに気づき、中学二年時の後半からは部活の時間以外にも自主練に取り組むことが多くなりました。3年時にはコロナ禍で試合がなくなる中、ジュニアオリンピックへの出場を決めましたが、予選落ちで、全国のレベルの高さを肌で実感したのを覚えています。その同じ組には、隣の部屋で鈴木君(1年)、決勝には現在の相部屋である添田君(1年)がいたことには驚きました。(笑)そのような私を小林高校のコーチの方が勧誘してくださり、小林高校への進学を決めました。ここからは、小林高校について話そうと思います。
小林高校は、宮崎県小林市にある公立高校です。全国高校駅伝(都大路)には、60回の出場と7度の優勝で全国最多の出場回数を誇ります。先日の都大路では、全国8位入賞と後輩たちが小林高校の名を轟かせてくれました。小林高校がある宮崎県には自然豊かな場所が多くあり、高校の先輩である西田さん(4年)の地元・高千穂には高千穂峡という日本を代表する景勝地があります。よく田舎と馬鹿にされている西田さんを目にしますが決してそんなことはないと私は思います。また、小林市は山に囲まれていることで山風が朝練に向かう私たちに襲いかかってきます。毎朝震えながらグラウンドに向かっていたことを覚えています。小林高校の駅伝部の生徒は寮で生活を送っています。朝練から一日が始まり、7時の点呼を終えると清掃、朝食、身支度を終わらせ、速攻で寮を出て学校に向かいます。この毎朝の流れがとてもタイトで教室の席についてからやっと一息付けるという毎日でした。それに比べて大学に通う今の自分は一限が週に何回かあるだけできついとは言っていられないなと思っているところです。(笑)
部活動では上原将平監督のもと練習に取り組みました。個々の体調や身体の状態に合わせてメニューを提示してくださり、いつでも選手目線で寄り添っていただきました。私たちの世代は強いメンバーが多く、5000mで3人インターハイに出場するなど輝かしい成績がある中で都大路9位と悔いの残る結果となりましたが、今もその悔しさを晴らすべくそれぞれの場所で競技を続けています。来年以降の箱根駅伝は選手名の右側に「小林高校 ○○県出身」と記載される選手を見かけることが多くなることでしょう。今後の9人の活躍に期待してください。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。昨年は、怪我無く一年を過ごすことができたことに自分でも驚いています。怪我の苦しさは高校時に思う存分味わったので再度繰り返すことのないよう、“冷静に大胆に“競技に打ち込んでいきたいと思います。今後も立教大学男子駅伝チームへの変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。