(C)月刊陸上競技
今年度最後を締めくくるのは國安広人選手(経営・1年)です。國安選手は入学1ヶ月後の初10000mで28分台をマークし、予選会ではチームトップで走り歴史的瞬間に大きく貢献しました。今年1番ノリに乗ってきた選手と言っても過言ではありません。
こんにちは。経営学部経営学科1年の國安広人です。
私が入寮してから早くも1年が経ち、今月の初めには新入生が入寮しました。新入生を見ていると去年の自分のことを思い出して懐かしい気持ちになります。この一年はあっという間で歳を取ると時間が過ぎるのを早く感じるものですね。これからは先輩としてより一層頑張っていきたいと思います。
初めてのブログなのでまずは自己紹介をしたいと思います。私の出身高校は兵庫県の須磨学園高校ですが、実は生まれたのは神奈川県です。3歳の時に両親の地元である兵庫県に引っ越しました。物心ついた頃には、気付けば関西弁を喋っており、生粋の関西人になっていました。私が育った兵庫県明石市はご存知の通り魚で有名です。街には魚を扱う大きな商店街があります。明石の小学生は調理実習でタコの捌き方や茹で方を学習します。趣味は車が好きなのでよく動画を見たりゲームをしています。車好きを公言しているにも関わらず運転免許を持っていないのでよくイジられます。早く免許を取って車を運転したいと日々思っています。
さて、自己紹介はこれぐらいで本題に移りたいと思います。
本年度最後のブログを任されて何か面白い話題はないかと今年に入って考えていましたがあまり良い話題がありませんでした。そんな時にとてもいい機会がありました。なんとアメリカのPUMAのプロチームの練習に2週間参加させていただけることになったのです。とても貴重な経験なのでアメリカ合宿で感じたことを書きたいと思います。私が滞在しているのはノースカロライナ州のモリスビルです。日本との時差はマイナス13時間です。程よい田舎で空気も澄んでいてとても快適に過ごしています。スーパーに行くだけでも見たことのない飲み物や食材が並んでいてテンションが上がります。まずアメリカに来て感じたことは食事の量の多さです。アメリカには様々な地域の料理があり、毎回の食事が楽しみです。しかし、1人前でも日本の2.3人分の量があり、味も濃いので少し苦しいと感じる時がありました。そんな時に日本食レストランでうどんを食べるととても落ち着きました。やっぱり日本料理が1番ですね。また、慣れない英語にも少し苦戦しています。ホテルやレストランで現地の人と話す場面がありますが、とりあえずokとyesとnoでなんとなく返してしまいます。また来る機会に備えて英語の勉強も個人的に頑張ってみようと思いました。
練習していて感じることは施設が充実していて、運動している人が多いことです。陸上のトラックは街のあらゆる場所にあります。また湖や森には遊歩道があり、ランニングのほかにも犬の散歩やサイクリングをしている人がたくさんいました。日本と比べてすれ違うと挨拶をしてくれる人が多くて走っていて気持ちいいです。ポイント練習では、普段はできない質の高い練習ができました。設定ペースが速くてキツイ場面もありましたが楽しむ事ができました。23日には現地のレースに出場しました。海外のレースは応援の距離が近く、会場の雰囲気もとても良かったです。ペースの変化など日本のレースでは体験できない経験ができて本当に良かったです。
このブログを書いている時ははちょうど合宿の中盤です。アメリカでの練習や生活にも慣れて、少しずつですが英会話もできるようになった気がします。残りの日数も楽しんで過ごしたいと思います。本年度は私自身もチームも大きく飛躍した1年になったと思います。次の箱根駅伝は100回の記念大会です。アメリカ合宿での経験をチームに還元して、箱根駅伝でのシード権獲得を目指して頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも立教大学の応援よろしくお願いします。
1年間ご愛読いただきありがとうございました。来年度は、4月3日からブログを開始いたします。来週からも是非お読みください。