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中村大毅(コミュニティ福祉・3年)

今回は中村大毅選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。前主将を目標に、日々自分の走りに向き合いひたむきに練習を重ねています。面倒見の良さから後輩からも慕われ、個性溢れるチームをまとめるのに一役買っています。

こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年中村大毅です。
今年も梅雨の時期が訪れ、うっとうしい雨が続いておりますが、皆さまはどうお過ごしでしょうか?洗濯物が乾きにくく生乾き臭が漂うこの季節を早く終われと願うばかりです。

このブログも3年目を迎え書く内容に困っていましたが、今年度からの私の生活に大きな変化があったため、そのことについて書こうと思います。

その変化とは今年に入ってから「1人暮らし」を始めたことです。昨年までは寮で生活していましたが、来年から寮にはアスリート選抜しか住めなくなってしまい、今年から少しずつあふれてしまうため、一足先に退寮しました。
今、このタイミングで1人暮らしを始めることができて良かったと思う反面、寮での生活は楽しかったため少し寂しくもありましたが、自分自身「1人暮らし」に憧れがあり、このタイミングで始められるのも何かの縁。自立するきっかけにもなると思い、とても前向きな思いで始めることができました。
1人暮らしを始めて“よかった”と感じたことがありましたので紹介したいと思います。
そのよかったこととは金銭の管理ができるようになったこと・時間を自由に使えるようになったこと・家事のスキルが身についたこと・親のありがたみを知れたことが主に挙げられます。

寮とは違い光熱費・食費・家賃など多くのお金を1人で管理しなければならないため金銭の管理は自然とできるようになりました。また、スーパーに行けばグラム当たりの値段やこの商品はどこが安く、この商品はこっちの方が高いなどを比べ把握ができるようになりました。時間については1人の時間が好きな私にとっては誰にも邪魔されずに生活でき、私だけの空間を私1人で楽しむことができています。しかし、無駄な時間を過ごせば過ごすだけ自分に返ってきてしまい、掃除や洗濯などの家事はどんどん溜まってしまいます。家事はやらなければ生活できなくなり、実家暮らしや寮では料理や洗い物を誰かが済ませてくれますが、1人暮らしではすべて自分になりました。以前までは何も感じていなかった親の事を、今では偉大な存在だったことに気づかされ、毎日家事を平気でこなしていた親には感謝しています。

1人暮らしをしたことで実家や寮では考えもしなかった金銭面、時間になれば出てきていた食事、どんな時も人がいる温かみなど当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなり、今まで以上に寮でのありがたみや両親のありがたみを日々感じながら生活しています。

1人暮らしを始め、今月で4か月目を迎えました。生活の変化というものには慣れましたが、競技の結果はまだ残せていません。好調からの怪我や復帰戦を経ましたが、結果はボロボロで過去最低のタイムをたたき出しました。これが1人暮らしのせいだとは思われたくはないし、昨年タイムを競って今年寮に残った同じ立場の人たちには絶対に負けたくない。寮外で頑張っている後輩もいる中で自分も負けられないと思いながら日々精進します。悔しさや劣等感を感じても言葉や表情に出すことは少なく伝わり辛いと思いますが、今はどん底だということ認識し、これからの練習や行動で示していこうと思います。

前半のトラックシーズンももう終わりに近づいて参りました。先日の日本選手権で同学年の内田が8位入賞を成し遂げ、その他にもGPシリーズや関東インカレでユニフォームを観る機会も増え、立教大学としての注目度が上がってきたのではないでしょうか。
その一方で、まだまだ上野監督のほうが注目される機会のほうが多いのが現状です。1つ前の記録会でもラスト1周を53秒で周り、他の選手を圧倒する走りで見ている人を驚愕させていました。本当にすごいの一言に尽きます。レース後、上野監督は「ラスト1周はあれくらい切り替えられないとね」と笑顔でおっしゃっていましたが、本当にその通りです。どれだけタイムが悪くても、どれだけ練習ができなくても私に怒ったことはほぼなく、見放されているのか気にしていただいてるのかはわかりませんが、私はいつも背中で魅せてくださる上野監督を尊敬しています。これが尊敬だけに終わらず、いつか「よくやった」と言って頂けるように個人だけではなくチームとして1日1日を大切に過ごそうと思います。今年で3年生、そして上級生となりあと2年の大学生活しか残っていません。全員にそれぞれ役割があることを理解させ、自分自身も役割に全うする事が目標達成の近道だと信じ、これからも挑戦していきます。

拙い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからもチーム一丸となって「箱根駅伝出場」に向け努力してまいりますので立教大学男子駅伝チームのご支援、ご声援をよろしくお願いします。


次回は黒田航世(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。

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