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権守遼大(理・3年)

今回は、権守遼大選手(理・3年)のブログです。権守選手は1年目に箱根駅伝予選会に出走し、長い距離に定評のある選手です。3年間、怪我も少なく着実に力をつけてきました。安定感とたくましさを身につけた権守選手の走りに注目です。

こんにちは。
理学部物理学科3年の権守遼大です。

2月に入っても相変わらず厳しい寒さが続きますが、冬も終わりが近づいてきました。とは言ったものの、私がこの文章を書いているのはまだ1月です。午前中に期末テストを終え、午後になって授業のレポートを提出し、ようやくこのブログに手を付けたという状態です。時間には限りがあるということを、ブログを書くたびに実感させてもらいます。

さて、2月が終わり、3月に入るといよいよ新入生が入寮するわけですが、寮の定員を超えてしまうため、一般入部者は退寮することになります。私も一般入部者の一人ですので、約3年間生活した紫聖寮を後にしなければなりません。ということで、今回のブログでは、寮生活をして感じたことを書いていこうと思います。

最初に、苦労したことについて書こうと思います。まず、一番気になったことは、どこにいても何かしら音がするということです。集団生活なので仕方ないですし、みんな気配りをして生活をしていますが、生活音、廊下の足音、話し声、奇声、よくわからない音など様々な音が聞こえてきます。賑やかでいいときもありますが、基本的には静かなほうが良いですね。また、常に気を遣って生活をする必要がある点にも苦労しました。寮では2人部屋で生活しますが、相部屋の人とは、生活習慣やお互いに気になることが異なります。共有スペースは多くの人が使うので、自分の都合で好きに使うことはできす、みんなが快適に生活できるように心掛けなければなりません。

周りに気を遣うことは大変ではありますが、自分が持っていなかった価値観を知ることもできました。私は大雑把で何でも面倒くさがってしまう人間で、一人で生活していたら全く気にしないことで、他の誰かを不快にさせてしまうこともあります。逆に、自分にとっては嫌なことでも、他人からしてみればほんの些細なことだという場合もあります。寮での共同生活で、多様な価値観に触れ、自分を客観的に見る力を養えたと思います。みんなそれぞれ違う考え方を持っていて、ときに意見が分かれてぶつかることもありました。しかし、これだけ多くの人と関わり、生活を共にできる機会は今後もうないと思うので、貴重な経験ができたと感じています。

最後に、箱根予選会突破から本選出場まで、チームメイトから多くの刺激を貰って、私自身非常に良い状態で練習に取り組むことができています。また、普段見えないところから、多くの支援やサポートを頂いていることを改めて感じました。そして、4年生の先輩方が引退し、ついに私も最上級生になりました。退寮して住む場所は変わりますが、チームの一員としての自覚と感謝の気持ちを忘れず、ラスト1年が充実した年になるように、また、飛躍の年にできるように、より一層練習に励んでいきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、西田泰希(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非お読みください。

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