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服部凱杏(経営・4年)


今回は、服部凱杏選手(経営・4年)のブログです。1500mを淡々と走るスピード力の持ちつつ、今年の箱根駅伝の7区に選ばれ、短い距離から長い距離まで難なくこなせる力を持つ選手です。副主将になったラストイヤーの活躍に注目です!

こんにちは。4年の服部凱杏です。最後のブログです。お世話になりました。
 
私は、よく聞かれる「走ることの何が楽しいのか」、「なんできつい競技をやっているのか」、「走っている人は何を考えているのか」の3つの質問に自分の中で結論を出しました。それについて書きます。
 
まず、走ることの楽しさは、走ることを続けてきた中で変化し続けています。小学生までは、鬼ごっこやリレーなどとにかく走る行為そのものが好きでした。中学校に入ってからは、競技で勝てること、周りの人よりも得意だったことでアイデンティティと感じ、好きでした。高校では、日々の体のデータを取る中で体に現れる変化を楽しめたため好きでした。食事と運動量が体重にどのような変化をもたらすのか、強度の高い練習を行うことや、練習を継続する中で調子の波はどのように変化するのかに興味をもって観測していました。大学では、自分の時計で計測できる心拍数や距離、一歩一歩のパワーなどと自分のきつさ等の感覚とのすり合わせを楽しんでいました。
 
続いて、きついことなのにどうしてやっているのかについては、走り終わった後の達成感や調子がいい日に感じる普段と比べた楽さ、力のあふれる感覚に気持ちよさを感じていました。共感を得られづらいかと思うのでランニングをお勧めしたい人を挙げます。筋トレやサウナが好きな人、植物を育てるのが好きな人は、走ることにはまれると思います。走る事を継続することで変化は体の見た目に現れ、日々の成長を実感でき、ゆくゆくは努力が実ります。逆のことも当然言えると思っていて、私自身、筋トレやサウナ、家庭菜園は将来の新しい趣味になっていくのではないかと思っています。
 
最後に、走っている時に何を考えているのかについては、音楽のやたらと耳に残ってしまったところが永遠にリピートされていたり、歩いている人がどこからきてどこに行くのか、時刻や服装、荷物から何者なのかを想像したりしています。目に入る物、においからいろいろ想像したり、思考が飛躍したりしています。
以上、結論です。
 
数字は嘘をつきませんが、嘘をつく人は数字を使います。これだけは胸に刻んで生きましょう。

次回は中山凜斗選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。

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