今回は、峯本幸樹選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。明るく真面目で何事に対しても真摯に向き合って行動する峯本選手。監督や後輩、同期からも信頼が厚く、大学ラストイヤーになる峯本選手の走りに注目です。
こんにちは。4年の峯本幸樹です。4年目ということで、ブログを書くのも最後の機会となりました。今年で人生22年目を迎え、(無事大学を卒業することができれば)来年から、社会人として自立する身となります。これを読まれている方々からすると比べ物にならないくらい若造かもしれませんが、これまでの人生やこの大学4年間で感じ、最近私の中で結論に至った1つの話をさせていただきたいと思います。
今回のテーマは、「応援される人」です。先述した通り、これは私のたった22年間の(私からすれば充分濃い22年間でしたが…)統計上の話なため、1つの意見として読んでいただけると嬉しいです。
皆さん、この立教大学駅伝部に「白瀬賢也」という男がいることをご存知でしょうか。彼は、高校時代素晴らしいタイムを持ち期待のルーキーとして入学しました。しかし、3年間思うような結果を残せず、苦しみながらもひたむきに競技と向き合い、今シーズン3種目でベストを更新している期待の絶好調男です。詳細を知りたい方は、是非昨年の私と、先日岸本(4年)が書いた同級生の他己紹介の白瀬君の欄を読んでみてください。なぜ、峯本幸樹のブログに白瀬賢也が出てくるのか…真相までもう少しだけ、お付き合いください。あとちょっとです。
白瀬君は今年のある試合で、高校3年生ぶりに5000mのベストを更新しました。その結果を知った瞬間の部員の盛り上がりは、昨年箱根駅伝予選会を通過した瞬間には劣りますが、その次くらいに盛り上がった気がします。「気」がします。(笑)実際は本当にかなり盛り上がり、皆が白瀬君のベストを喜んでいるなと感じたのを覚えています。人生において、なぜかこの人って沢山の人から応援されているなと感じることが度々ありましたが、改めて白瀬君がベストを更新した瞬間に、「白瀬って沢山周りから応援されているな」と感じました。そこで、沢山応援される人の共通点を考えると、
普段から身近な人をよく「応援している人」でした。
白瀬君を例として挙げますが、彼は自分が出場する、しないに関わらずどんな試合の見送りも玄関まで来て「頑張れ。」と一声掛けてくれます。また、普段の練習や何気ない会話でも、どんなにふざけていても最後は応援してくれる存在です。白瀬君を褒めすぎて天狗になられると困るのでこの辺にしときますが、他の応援される人の共通点も、常に身近な人を応援している人だなと感じました。
長々と語りましたが、何を言いたいかというと、普段から誰かのことを応援できる人は、いざ自分が頑張る番がくると皆から応援されるということです。
「応援」だけを切り取ると、たかが応援、されど応援かもしれませんが、応援の持つ力は計り知れないものだと思っています。もちろん、スポーツは勝負の世界。同じチームのメンバーをライバルとして応援したくない時もあるかもしれません。しかし、仲間への自分の応援が、自分がきつい時の応援として背中を押す力になって返ってくると思うと、皆ハッピーだなとつくづく感じます。それが最終的には、自分が応援されたいから人を応援するというような傲慢な気持ちではなく、心の底から応援してその結果、自分が応援される。そんな関係性って凄く素敵だなと思います。
私自身これまで、本当に多くの方々から応援の言葉を貰ってきたと思っています。この応援を力にラストイヤー残りの日数を全力で駆け抜けたいと思っています。そして、自分が応援された分、私も誰かを全力で応援したいと思います。私の22年間をかけて出た答えを記した文章は以上になります。この文章が読んでいただいた皆さんの心や頭の片隅にでも残っていてくれると嬉しいです。
最後に、これからも立教大学駅伝部の応援宜しくお願い致します。
長くなって申し訳ありません。ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は新井悠悟選手(経営・3年)のブログです。来週も是非お読みください。