今回は、中村大毅選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。同期からも後輩からも頼られる存在の中村選手。チーム全体に目を配り、同期の幹部を陰で支えています。日々真剣に陸上に向き合う中村選手のラストイヤーに期待が高まります。
こんにちは。最後の蔵王合宿中に何者かに踝を刺され、足がパンパンに腫れ上がってしまった中村大毅です。
4回目のブログということで何を書くべきなのかとても悩みますが、最後は陸上競技を通して学んだことについて2つ書こうと思います。拙い文章になりますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
1.選択から学ぶ、新たな価値観や思考
陸上競技を通して多くの選択に迫られました。1年目のブログで書いたように、私の陸上人生は選択の連続だったように思えます。中学校の部活で、初めは嫌だった陸上部に決めたこと、高校で陸上を続ける選択をしたこと、大学を立教大学に決め、体育会の駅伝部に所属したこと。正直、この選択の先には嫌なこと、辛いことの方が多かったです。しかし、私にとって大きな成長の機会を与えてくれました。
挫折や困難が立ちはだかることもありました。大学で大きな大会に出たわけでもない。凄い記録をもっている訳でもない。そんな私でも失敗から学び、自分を超える力を身に付けることで、自信を持って次のステップに進むことが出来ています。陸上は嬉しいことだけでなく、苦しい時期、辛い瞬間の方が圧倒的に多いスポーツです。しかし、今までの経験全てが私の人間性を豊かにしてくれました。失敗し、挫けそうになっても、常に上昇志向を持つことで成長できることを学びました。陸上を引退しても、今までの選択の先で培った精神力と意欲、価値観や思考を元に、新たな分野で新たな目標に向かって努力していこうと思います。
2.出会いの大切さを心得る機会
人生において、出会いは非常に重要な要素だと学びました。出会いがなければ、新たな経験や成長の機会を得ることができません。蔵王合宿の最終日、上野監督と一緒の席でご飯を食べていた時、監督は当たり前のように言っていました。
「出会いは大切にね」と。
本当にその通りだと思いました。ここまでの選択や、陸上競技を続けるにあたり、自分一人では何も出来ないことを知りました。陸上は様々な困難や挫折があります。しかし、出会いの中には励ましや支えを受けることができる人々が存在します。時には、自分自身では見つけることが難しい希望や、勇気を与えてくれる人との出会いが、人生を変えるきっかけとなることがあります。私にとって難しい希望や、勇気を与えてくれたのは間違いなく同期や、慕ってくれる後輩、尊敬できる先輩方です。そんな人達と力を合わせることで、不可能なことでも可能にし、夢が現実になっていく。だから、出会いを大切にしなければならないのだと思います。
ここまで陸上競技を通して学んだことを書いてきました。生きていく上での選択や出会いは、人生において非常に重要な要素であり、その影響力は計り知れません。新たな視点や知識を得る機会を提供し、励ましや支えを受けることができるだけでなく、自己成長の機会を提供してくれます。自分の選択に責任を持ち、自分の選択に納得のいく結果になるよう、人生の選択や出会いを大切にすること。積極的に新たな人との交流を求めること。そして、出会った人、関わってくれた人、その周りの環境に感謝することの重要性を学びました。
人生は一度きり。
引退後も人生の選択、これからの出会い、今までの出会いを大切にし生きていこうと思います。
最後に、一緒に練習し、競い合い、支え合ったチームメイトや同期、どんな時でも見捨てないで指導してくださる監督、満足して競技に撃ち込める環境があることに感謝しています。
同期の皆さん。特に白瀬・峯本・市川・中山・内田には今以上にお世話になると思います。ならせてください。これから先、辛くなったら相談させてください。捌け口にさせてください。信用してます。もちろん、相談にも乗ります。
これからもよろしくお願いします。
長くまとまりのない文になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
4年生にとって、競技生活も長くてあと5ヶ月。最後の年、最後の時間を死ぬ気で駆け抜けたいと思っております。今後とも立教大学のご支援、ご声援の程宜しく御願い致します。
次回は加藤駆選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。