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今回は関口絢太選手(経営・4年)のブログです。チームのエースとして安定した結果を残し、箱根駅伝やアメリカ合宿の経験を経てさらに力強さを増している関口選手。エースとして走りで牽引するのはもちろん、周りへの気遣いや声掛けでチームを様々な方向から支えてくれる存在です。
こんにちは。4年の関口絢太です。
ブログを書くのも4回目ということで題材がなく、書いては消し、書いては消しを繰り返しております。題材探しに苦戦しているため今まで何を書いてきたのかを振り返りたいと思います。1回目は中学で学んだことを書き、2回目は高校で学んだことを書き、3回目はちょうど箱根駅伝予選会の直後だったため1年間で変わったことを書きました。前回のブログの時期を見てみると箱根駅伝予選会の前に締め切りがあり、投稿される日が予選会の後という最も難しい時期でした。そして4回目となる今回は全日本大学駅伝予選会の前に提出を行い、予選会後に投稿されるという何とも難しい時期に回ってきました。このブログの時期はマネージャーが決めてくれるのですが、こんな難しい時期に2度も書かせるのは信頼してくれているのか、いじめられているのか私にはわかりません。おそらく偶然ですね(笑)
雑な前置きとなりましたが、今回は「運」について書きたいと思います。本題に入る前に、、、
皆さんは自分自身の運が良いほうだと思いますか? 悪いほうだと思いますか?
本日の私の運はめちゃくちゃ良いです。なぜならブログを書いている6月14日のいて座はめざましテレビの星座占いで一位だったからです!ちなみに本日のラッキーポイントはビックサイズのデザートらしいので今からスーパーに行って、寮でゲテモノと呼ばれているミルクレープが大量に入ったボックスを買ってこようと思います(笑)
冗談はさておき、そんなことがなくても私は運が良いほうだと思います。なぜなら現在21歳と6か月なのですが、今までしてきたことは結局うまくいっているからです。私の人生の9割を占めているといってもいい陸上競技を始めたこと、始めるにあたって陸上クラブに入ったこと、国学院久我山高校に入学し、そして立教大学に入学できたこと。今までしてきた選択はラッキーなことにすべて正解でした。そして良い仲間や恩師にも巡り合うことができ、同部屋の忠内君と自分たちがどれだけ幸せなのかについて語るくらい幸せを感じています。
ですがその一方で本当に運が良かったから今までの人生が幸せだったのか、とも思うのです。ここで少し大学に入学した経緯を話したいと思います。私はもともと立教大学ではなく、箱根駅伝常連校の他大学を志望していました。しかしそことは別の立教大学に進学することに決めました。その一番の要因は立教大学でも箱根駅伝に出れる!と思えたからです。
上野監督とちゃんと話したのは4月に熊谷で行われるチャレンジミートゥという大会の後でした。その日の最後のレースに出場したため夜遅く、選手や観客もいなくなった1500mスタート付近の二階スタンドで座りながら話をしました。その時なんて言うか、直感的に「この人についていけば大丈夫」って思えたんですよね。あと、「服部凱杏が立教大学に来る」という噂があったことも決め手の一つでした。この噂があったから立教大学に決めたという同期は自分だけではないはずです。
そんなこんなで立教大学に入学したのですが、1年生の頃は「箱根駅伝は4年目に出れればいいや」という気持ちでだらけながら生活していました。遅刻はするし、お菓子はいっぱい食べるし、オフの日は毎週のように夜更かしをしていました。しかし(中山)凛斗が1年時に箱根駅伝に出場し、そんな姿を見て頑張ろうと思えました。そこから怪我をしたり気胸になったりしましたが、それでも諦めず努力した結果、箱根駅伝に出場できました。箱根駅伝に出場するためには自分だけの力では不可能であるため一緒に頑張ってくれるチームメイトがいたことも恵まれていたことの一つだと思います。
結局のところ何が言いたいかというと、、、
「運がいいかどうかはその後の行動次第で決まる」
ということです。1年時の気持ちを持ったまま陸上競技を続けていたら、箱根駅伝には出ることができず、怪我ばっかりしていたと思います。そうなったら私は「こんな大学に入学して失敗した、運がなかった」と思っていたでしょう。ですが心を入れ替え、箱根駅伝出場という結果を勝ち取ることができました。今がどれだけつらくてもこれからの行動次第で運命というものは変えることができると信じているので、私はとりあえず大学生活が最高の形で終われるよう、立教大学を選んでよかったと思えるように文字通り「死ぬ気」で陸上競技に取り組みたいと思います。
今回はこのような形でブログを終えたいと思います。もう大学4年生となり、本当に多くの人に支えられてここまで競技を続けられていると実感しています。立教大学はまだまだ快進撃を続けますのでこれからも温かい目で見守っていただけると幸いです。
次回は小池耀大選手(経営・4年)のブログです。来週も是非お読みください。