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山口史朗(コミュニティ福祉・4年)

今回は山口史朗選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。普段はあまり口に出さない性格の持ち主ですが、競技に対する想いは熱く、実直に練習に取り組む姿が印象的です。今後の駅伝シーズンでは、必ずチームの柱となり熱い想いを力に変えて発揮してくれることでしょう。

こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年の山口史朗です。

全国的に猛暑日(35度以上)が続出しており本格的な夏を迎えておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は暑すぎて、正気を保つのがやっとです。私たち長距離ランナーにとって、この時期の練習が1番辛いです。早く避暑地に行きたいです。

さて今回は、私たち立教大学が全日本大学駅伝出場を決めたということで、三重県出身である私が全日本大学駅伝の大まかなコース紹介に加え、各区間周辺の観光地やグルメを紹介していこうと思います。このブログを見て、11月3日の本選で、立教大学の応援ついでに三重を満喫していただければ幸いです。

全日本大学駅伝は愛知県の熱田神宮から三重県の伊勢神宮まで8区間(106.8km)の神様コースとなっています。

1区(9.5km) 熱田神宮西門前→名古屋市港区藤前
最も距離が短いスピード区間で、ラストスパートが見所です。3000m障害で無双していた三浦龍司選手のラストスパートを思い出す人もいるのではないでしょうか。
この辺りは名古屋駅に行けば、味噌カツや手羽先など、美味しいご飯が沢山あります。新幹線が止まるなど、アクセスが良いのも魅力です。

2区(11.1km)名古屋市港区藤前→三重県・桑名市長島町
毎年エース級の選手が前半からハイペースで走り、区間新記録が続出しています。終盤には全長858mの木曽川大橋を超え、私の地元である桑名市に入ります。
中継所付近には、世界最長かつ日本一の高さのジェットコースターがある「長島スパーランド」があります。私はビビりなので乗ろうと思ったこともありませんが、絶叫系に自信のある人は挑戦してみてください。私は絶対に乗りません(笑)。ここには遊園地だけでなく、巨大プールやアウトレット、温泉も隣接されているので、子どもから大人まで幅広い年齢層の方々にお楽しみいただけます。

3区(11.9km)三重県・桑名市長島町→四日市市羽津
前半最長区間です。ここでもエース級の選手が多く走り、順位が目まぐるしく変化します。
私はいつも3区のラスト3kmくらいで応援していました。近くの海沿いには「まぐろレストラン」という地元では有名な海鮮料理店があります。比較的安価かつボリューム満点なので、ぜひ食べに行ってほしいです。

4区(11.8km)四日市市羽津→鈴鹿市林崎町
夜景が綺麗な四日市コンビナートを超え、私の母校である四日市工業高校付近を通過します。泥臭く、苦しかった高校時代の記憶が自然と蘇ってきます。近くの近鉄四日市駅に行けば、比較的栄えているのでご飯に困ることはないです。トンテキが有名です。

5区(12.4km)鈴鹿市林崎町→津市河芸町
後半区間に入ります。この辺りには、「鈴鹿サーキット」という車好きには欠かせないレーシングコースや遊園地があります。車が大好きな同期の安藤君もオススメしていたので間違いないでしょう。

6区(12.8km)津市河芸町→津市藤方
三重の県庁所在地である津は、「津ぎょうざ」という直径15cmの皮を使った揚げ餃子が有名で、給食にも出てきました。また、鰻も有名です。

7区(17.6km)津市藤方→松阪市豊原町
この区間から一気に距離が長くなり、駅伝常連校の強さが際立ちます。
松阪市は、日本三大和牛の一つである「松阪牛」が有名で美味しいです。また、つい最近復帰された歌手、西野カナさんの地元でもあります。走る選手は松阪牛を食べて、西野カナさんの曲を聞いてアップをすれば、普段以上の力を発揮できるでしょう。

8区(19.7km)松阪市豊原町→伊勢神宮内宮宇治橋前
チームの命運を握る最長区間のアンカーです。髙林監督の地元である伊勢市に入ります。伊勢といえばやっぱり伊勢神宮ですが、その近くにある「おかげ横丁」という江戸時代の町並みを再現した商店街にもぜひ足を運んでほしいです。伊勢名物赤福の本店や伊勢うどんなど、美味しいご飯が沢山あり、食べ歩きもできます。個人的にはコロッケが美味しかったです。

まだまだ紹介したいことはありますが長くなるのでこの辺にしておいて、最後に目標を書いて終わります。
「全日本大学駅伝、箱根駅伝を走る。チーム目標である箱根駅伝シード権を獲得する。」

私は今までの箱根駅伝で11番手、12番手とあと一歩のところで出走を逃してきました。もう今までのような歯痒い思いはしたくないので、ラストイヤーは全力を尽くします。そして、1月3日にチーム全員で喜び合い、笑顔で引退したいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。私たち選手、マネージャー、髙林監督をはじめ立教大学駅伝チーム一同、本当に日々頑張っているので、引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。


次回は細川佳哉選手(異文化コミュニケーション・1年)のブログです。是非お読みください。

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