今回は山本羅生選手(経営・4年)のブログです。今年の箱根駅伝では山登りの5区を担当した山本選手。冷たい雨の降る中でしたが、粘り強い走りでシードとの差を詰める素晴らしい活躍でした。また、走りで牽引するだけでなく、話し合いの場でも率先して意見を出し、チームを引っ張ってくれる選手です。ラストイヤーとなる今年も山本選手の活躍から目が離せません。
経営学部経営学科4年の山本羅生と申します。早いもので4回目のブログとなり、時の流れの早さを感じています。毎年同じようなことを書いている気がするので、今年は最終学年らしいことを書きたいなと思います。
とは言いつつも期日ギリギリまで良いテーマが思いつかなかったので、最近ハマっているマイブームでもと思いましたが、ここまでの大学生活の振り返りでもしようかなと思います。
まずは1年目。一言で言うと「上手くいかなかったな」という印象です。理由としては高校からの環境や練習の変化、合宿等での走る量が増えたことにより疲労がうまく抜けず秋くらいまでは全く結果も出せませんでした。強いてよかったことと言えば5000メートルで自己ベストを2回更新できたことです。あとは特に印象にないのでそんなに良いことがなかったのかなと思います。しかし高校の時と比較して走ることが少し好きになり、少し陸上を考えて行うようになったのかなとは思います。
次に2年目。この年は一言で言うと「うまく行き過ぎた年」です。理由としては全ての種目で自己ベストを更新し、箱根駅伝にも出場できたからです。春先は少し怪我をして出遅れましたが、夏以降の特に10〜12月は調子が良く冒頭に書いたように全種目ベストと箱根駅伝に出走できました。しかし箱根駅伝では思った走りが全くできず夢の舞台のまま終わってしまったなと言った感情でした。ですが箱根駅伝を走ることで「見える世界が大きく変わり」、2年目を通して成長した点は陸上に対してもっと真面目に向き合おうと決心し、競技面だけではなく生活面をきちんとやり始めた1年でした。
続いて3年目。この年は「激動の1年」でした。春先はとても調子が良く13分台を3連続で走ることができましたが、試合の負荷が高く腰を慢性的に痛めてしまい走りの感覚がズレ出しました。また全日本大学駅伝予選会では14秒差で出場を逃してしまい、自分のせいだと考えてしまうことが多く正直1ヶ月くらい走りたくないなと思っていました。しかしながら、そんな時でもここまでの3年間お世話になった4年生の方々のためにと思い、自分を奮い立たせて走れていたのかなとも思います。とは言うものの色んな出来事が起こったり、箱根駅伝予選会はチームの足を引っ張り、その後の試合もうまくいきませんでした。しかし箱根駅伝前の最後の合宿では初めてほぼ100%練習を消化でき、自信を持ってスタートラインに立つことができました。急遽決まった山登りということもあり、最後の下りで失速していまいましたが昨年の悔しい想いとは異なり、やり切ったと思える走りができました。この1年は今までと異なり、「チームや4年生のために走る」ということが原動力になっていたからこそ、苦しくても走れていたと今は思います。
そして4年目。現状は全くうまくいかず、試合では大学でのワースト記録を出してしまい、自分の思い描く4年生のような走りができていないなと感じます。しかしやってきたことは嘘はつかないと思うので、今は苦しくても自分の中でやれるだけやり、競技者として迎える最後の1年は後悔と妥協なく競技に打ち込みたいと思います。そして今年は自分のためではなく、チームのために走り、目標である「全日本大学駅伝出場・箱根駅伝でのシード権獲得」に向けて尽力したいと考えています。
最後になりますが、本ブログを通して少しでも我々立教大学に興味を持ってくれたり、応援をしてくれる方が増えると幸いです。拙い文章になりましたが、これからも立教大学への応援のほどよろしくお願いいたします。
次回は髙木晃瑠選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。是非お読みください。